日雇いをやった。
ショットワークスというアプリからヤマト運輸の配送助手の仕事に応募し、日雇いをやった。
日雇いは、やったことがあるが配送助手の仕事は初めてになる。
配送助手のお仕事とは、
配送員が運転する車の助手席に座り、配送員が指示した家や施設などに荷物を届け、受領印をもらうという単純な作業だ。
この仕事する中で、いつもは自分が荷物
を受け取る側なのに、届ける側になって
いる事が少し不思議だった。
私の担当の配送員の方は、とても真面目で、仕事を丁寧に教えてくれたり、的確な指示を出してくれた。
そして、何より私自身を
ひとりの「オトナ」として扱ってくれた。
きっと、その人は誰に対しても、人とし
て、同じように接しているだと思う。
それは、柔軟な心を持っていなければ、
出来ないことだろう。
単純なことのように思うが、大人になれ
ばなるほど、これができなくなってしま
う。
これまで日雇いをやってきて、
このような人と出会ったのは、初めて
だ。
大人になるということは、自由を得る代償に、純粋な心(素直さ?)を失ってしまうのかもしれない。
大事なのは、他人の振る舞いではない。
自分自身である。
自分が同じような状況になったときに、
どんな態度を取るか…
今日、自分が感じた、心地よい優しさを
忘れてはいけない。
自分を磨くために、
もっと、もっと、たくさんの人と
つながっていかなければ。