けんちょびんのブログ

高校生の日常。趣味:読書、サッカー

人の心を温める電子レンジになりたい

3月10日。ちょうど10日前のはなし。

 

高校を卒業した。

 

卒業式がとても賑やかだったために、

あまり、しんみりした気持ちにはならなか

った。

意外とこんなにもあっさりなものか。

中学の時は、もっと泣いている人もいた

気もするが。

 

卒業式が終わり、場所を移動して、

保護者たちが企画していた、祝賀会が行

われ、大いに盛り上がった。

いちよう、ここで全体としての会が終わ

った。

 その後は、クラスの打ち上げに行く人

や帰宅する人がいた。

 

大人数で何かをするのは、得意ではない

私は、その後のクラスの打ち上げには参

加しなかった。

クラスの友人にその旨を伝え、帰宅して

いると、友人から連絡がきて、ご飯を食

べることになった。

 

私は、友人を待っている間、近くにスタ

ーバックスがあったため、そこで時間を

潰すことにした。

制服を着て、花束と卒業証書の筒が飛び

出した状態のカバンを背負っていた私

は、きっと、お店の中で一番目立っただ

ろう。

ホワイトモカを注文し、お会計を済ま

せ、ドリンクをもらい、本を読みながら

友人を待った。

20分ぐらい経った頃、友人と合流で

き、スタバで買ったホワイトモカを飲み

ながら、別のお店に向かった。

道中、友人に「カップに何か書いてな

い?」と言われ、カップを見てみると

確かに文字が書いてあった。

よく見てみると、カップに、「卒業おめ

でとうございます」と書かれていた。

それに気付いたとき、とても嬉しく思ったのと同時に、胸が温かくなった。

スタバの店員さんとは、特に会話という会話はしていないのに、、、

私の格好を見て、ひとことを添えてドリンクを作ってくれた。

友人に言われなければ気付かなかったか

もしれない。

ただ、スタバの店員さんの小さな優しさ

が私の心を温めてくれた。

 

自分も誰かの心に優しさを届け、温めら

れる人間になりたい。

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